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インビザライン矯正を行うにあたっての主な診療ステップは、「初診カウンセリング」「精密検査」「診断と治療計画の説明」「お支払い」「治療開始」「最終確認」「メンテナンス」の7つ。それぞれをわかりやすくまとめましたのでご覧ください。
初診は、口腔内の悩みや矯正の意思を矯正医に相談して、不安や悩みをどう解消していくか一緒に考える最初の機会です。不安や悩みを解消するために必要な処置、それにかかる期間や費用などを、詳しく教えてくれます。
インビザライン矯正を希望する場合は、後日、精密検査を受ける必要がありますので、この時に予約を取っておきます。
インビザライン矯正の治療を行うにあたって必要な検査が行われます。検査は、口腔内検査→レントゲン→口腔内撮影、→模型用の歯型採得、といった流れで行われ、一人ひとりに合ったマウスピースを作る下準備をします。
口腔内検査では、インビザラインの治療が行えるかどうかを確認しますが、歯周病や虫歯などが進行していた場合は、先に治療を行って改善を待ってから矯正治療を始めるというケースもあります。
精密検査のデータをもとに、治療計画や治療にかかる期間、おおよその費用についての説明が行われます。歯科医師がすすめる治療計画や費用に納得が出来れば、契約書類などを受け取り、治療開始となります。
患者の納得と合意を得ないまま治療がすすめられることはありませんので、不安などがあればこの時に歯科医師にきちんと伝えましょう。
インビザライン治療のマウスピースを発注するため、通常、治療が行われる前にお支払いを行います。お支払い方法はクリニックによって異なりますが、一般的には、現金や振り込みでの一括支払い、クレジットカードでの支払い、デンタルローンを利用した分割払いなどが用意されています。
お支払いの確認後、マウスピースを発注し、約3週間で完成したマウスピースがクリニックに届きます。歯科医師からのマウスピースの取り扱い説明を聞き、装着の練習を何度か行ってから、自宅での装着治療がスタートします。
1日20時間ほどの装着を行いながら、いくつかのステージを経て少しずつ歯を動かしていきます。その間は、1ヶ月~3ヶ月に一度の来院をし、治療経過を確認してもらうという流れになります。
インビザライン治療にかかる期間は、個人差はありますが、おおよそ1年半から3年といったところです。治療期間が終了したら、クリニックで最終的な噛み合わせや歯並びのチェックを行ってもらいます。
問題がなければ、歯並びを維持するためのリテーナー(歯の後戻りを防止する装置)を装着。さらに矯正が必要な方の場合は、マウスピースでの治療延長を検討します。
改善した歯並びを維持するために、矯正終了後も保定用マウスピースやリテーナーを装着し、半年から1年ごとに通院しながら噛み合わせの検査を行います。問題がないようでしたら、その後は夜だけの装着へと進み、保定終了となります。